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茶教室・京都

巴達章朗青餅2009年 その3.

製造 : 2009年10月
茶葉 : 雲南省西双版納州孟海県巴達山章朗寨古茶樹
茶廠 : 農家+孟海県の茶廠
工程 : 生茶のプーアル茶
形状 : 餅茶
保存 : 紙包み+密封
茶水 : 京都御所周辺の地下水
茶器 : 小さめの蓋碗

お茶の感想:

巴達章朗青餅2009年プーアル茶
このお茶『巴達章朗青餅2009年』。
翌年2010年春には同じく巴達山の別の山である”曼邁寨”の古茶樹でつくったオリジナルのお茶がある。
【巴達古樹青餅2010年】
巴達山には”章朗寨”と”曼邁寨”に古茶樹があって、品種特性が異なる。
”章朗寨”は古来からの品種で、茶葉が大きく茎が太く育つ。典型的な雲南大葉種。
それに対して”曼邁寨”の品種は300年ほど前に外部から持ち込まれたと推測されており、やや小さな葉で”中葉種”と呼んで分けている。
”曼邁寨”の中葉種のほうが香りも味も良いと思ったので、2010年のオリジナルは”曼邁寨”を選んだが、これは間違いだった。
二煎め
七煎め
左: 曼邁寨
右: 章朗寨
中葉種に比べて大葉種はやや遅めの煎で安定する。物理的に茶葉が大きく、厚みがあり、茎も太いので、内側の成分が抽出されにくい。
この味の出方に魅力がある。
それだけでなく保存熟成についても、茶葉の繊維の水捌けの良さから大葉種のほうが熟成味が良い。
弯弓古樹青餅2014年・複樹プーアル茶
弯弓古樹青餅2014年・複樹プーアル茶
まったく別の山の大葉種。
『弯弓古樹青餅2014年・複樹プーアル茶』。

巴達章朗青餅2009年 その2.

製造 : 2009年10月
茶葉 : 雲南省西双版納州孟海県巴達山章朗寨古茶樹
茶廠 : 農家+孟海県の茶廠
工程 : 生茶のプーアル茶
形状 : 餅茶
保存 : 西双版納ータイ・チェンコーン 密封
茶水 : チェンコーンの水道水・浄水器・大甕
茶器 : 小さめの蓋碗
メコン川
メコン川
メコン川
メコン川
メコン川

お茶の感想:
川の引力のせいで気分が晴れない。
体も重い。
こんなときはチョコレートしかない。
巴達章朗青餅2009年
先日からちょっと気になっているこのお茶を淹れる。
『巴達章朗青餅2009年プーアル茶』。
巴達章朗青餅2009年プーアル茶
餅面(固形の茶の表面)を見ても、葉底(煎じた後の茶葉)を見ても、雑としか思えないような粗末な技術で仕上がっているのに、この魅力。
もしかしたら、雑な製茶じゃないとこの魅力は出ないのじゃないのか?
思い当るところがいろいろある。

ひとりごと:
川を渡るボートがゴン!と、
なにかにぶつかったらしい。
後方に巨大なナマズが浮いた。
その大きさたるや、人が溺れているのかと思ったくらいだ。
川の人はすぐに飛び込んだ。
ナマズは脳しんとうでフラフラになっても、尾びれの一撃は強烈で、人をなぎ倒す。
倒されてもまた飛びかかる。
船着き場のある川岸からはみんなの声援。
格闘の末、怪物が陸に上がった。
メコン川のナマズ
メコン川のナマズ
メコン川のナマズ
もちろん食べられる。
市場に売られていった。

巴達章朗青餅2009年 その1.

製造 : 2009年10月
茶葉 : 雲南省西双版納州孟海県巴達山章朗寨古茶樹
茶廠 : 農家+孟海県の茶廠
工程 : 生茶のプーアル茶
形状 : 餅茶
保存 : 西双版納ータイ・チェンコーン 密封
茶水 : チェンコーンの水道水・浄水器・大甕
茶器 : 小さめの蓋碗
メコン川の宿
メコン川の宿
メコン川の宿

お茶の感想:
ベッドからメコン川が見えるようにして寝たら、
夜明けにそっと起こしてくれる。
朝いちばんのお茶は、『巴達章朗青餅2009年』。
以前に製茶専業の農家から何枚か求めてアウトレットで売ったことのあるお茶。
サイトには記録がない。
巴達章朗青餅2009年プーアル茶
巴達章朗青餅2009年プーアル茶
白檀の香り。
仏教の薫り。
やっぱりそうか・・・・。
ま、これからだ。
ひとつひとつ出会ってゆこ。

ひとりごと:
ソムタム(青パパイヤサラダ)
蟹入り。
貝の発酵醤油入り。
唐辛子は1本だけ。
朝の屋台でソムタムを売るお姉さんは、100円もしないこのサラダを、オーダーしてからじっくり丁寧につくってくれる。忙しい人には無理。
ソムタムソムタムソムタム
愛のある食べものは、
人間の尊厳を守る最後の砦だ。

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