中茶牌3917沱茶93年 その16.
製造 : 1993年
茶葉 : 雲南大葉種晒青茶(西双版納孟海地区)
茶廠 : 昆明茶廠
工程 : 生茶のプーアル茶
形状 : 沱茶
保存 : 茶箱
茶水 : 京都の地下水
茶器 : チェコ土の茶壺・茶杯 鉄瓶・炭火
お茶の感想:
おっさんがひとりでお茶を飲むシーンをインスタグラムに投稿している。
文章の解説は無し。
これからは飲むお茶よりも見るお茶。
茶教室にわざわざ来なくても見て楽しめるという趣旨。
宣伝効果は無かった。一年くらいインスタ続けているけれど、来客はむしろ減った。
商売は女性を対象にすること。
どこかで聞いた言葉だが、おそらく昔からあるセオリーで、お金の歴史とおなじくらい古いものだろう。
対象的なおっさんのお茶。
『中茶牌3917沱茶93年』みたいな老茶はとくにおっさんの味。
ただ、なんとなくインスタには可能性を感じる。
お茶の味を、文章よりも写真のほうがうまく表現できる。
飲んだことのある人なら、そうそう!と相槌を打てる・・・かもしれない。
このお茶ならではの良さを写真は捉えている。
一人飲みがその感じをうまく表している。
良いお茶はひとりでひそひそ飲むものだから。
女性はみんなと共有できることに喜びを感じる。
男性は独りぼっちが我慢できる。他人に理解されてなくてもかまわない。だから尖った趣味に走れる。
寂しさも味わいのうち。
喫茶文化、茶文化の起源は、このようにおっさんの独りぼっちの味わいが成熟させていったと思う。
そういう楽しみ方に本領を発揮できる茶葉の集まっているのがうちの茶教室の特色だから、おっさん一人飲みのインスタで集客できるわけがないよな。
茶葉 : 雲南大葉種晒青茶(西双版納孟海地区)
茶廠 : 昆明茶廠
工程 : 生茶のプーアル茶
形状 : 沱茶
保存 : 茶箱
茶水 : 京都の地下水
茶器 : チェコ土の茶壺・茶杯 鉄瓶・炭火
お茶の感想:
おっさんがひとりでお茶を飲むシーンをインスタグラムに投稿している。
文章の解説は無し。
これからは飲むお茶よりも見るお茶。
茶教室にわざわざ来なくても見て楽しめるという趣旨。
宣伝効果は無かった。一年くらいインスタ続けているけれど、来客はむしろ減った。
商売は女性を対象にすること。
どこかで聞いた言葉だが、おそらく昔からあるセオリーで、お金の歴史とおなじくらい古いものだろう。
対象的なおっさんのお茶。
『中茶牌3917沱茶93年』みたいな老茶はとくにおっさんの味。
ただ、なんとなくインスタには可能性を感じる。
お茶の味を、文章よりも写真のほうがうまく表現できる。
飲んだことのある人なら、そうそう!と相槌を打てる・・・かもしれない。
このお茶ならではの良さを写真は捉えている。
一人飲みがその感じをうまく表している。
良いお茶はひとりでひそひそ飲むものだから。
女性はみんなと共有できることに喜びを感じる。
男性は独りぼっちが我慢できる。他人に理解されてなくてもかまわない。だから尖った趣味に走れる。
寂しさも味わいのうち。
喫茶文化、茶文化の起源は、このようにおっさんの独りぼっちの味わいが成熟させていったと思う。
そういう楽しみ方に本領を発揮できる茶葉の集まっているのがうちの茶教室の特色だから、おっさん一人飲みのインスタで集客できるわけがないよな。
- 2023.10.18 Wednesday
- プーアール茶1993年
- 17:42
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- by ふじもと