漫撒古樹青餅2013年・黄印 その7.
製造 : 2013年4月
茶葉 : 雲南省西双版納州孟臘県漫撒山丁家老寨古茶樹
茶廠 : 農家+漫撒工房
工程 : 生茶のプーアル茶
形状 : 餅茶
保存 : 西双版納紙包み+竹皮包み
茶水 : 西双版納のミネラルウォーター
茶器 : 小さめの蓋碗
お茶の感想:
漫撒古樹青餅2013年は、
「青印」・「黄印」・「緑印」とある。
そのうち「青印」と「黄印」は、半発酵をすすめた製茶をしている。
+【漫撒古樹青餅2013年・黄印】
半発酵をすすめると、お茶を淹れるのがカンタンになる。
基本の技術さえあれば、誰が淹れても易武山の甘いお茶になる。
先日『南糯古樹青餅2010年』で、緑茶に近い(半発酵度の低い)仕上がりのものは、茶葉にしっかり熱を通したほうがバランス良く美味しいので、小さめの蓋碗のような保温力の低い茶器の場合は、連続して3煎ほど淹れるような工夫が要るという話をした。
+【南糯古樹青餅2010年 その1.】
その点で、半発酵をすすめると1煎めからバランスが良くなる。2煎め、3煎めと均質に抽出できる。さらに、一煎ごとの抽出にやや時間がかかるので、おのずと湯の熱がとおりやすく、まろやかになりやすい。
また、半発酵をすすめた茶葉は粘着力を弱めるので、圧餅がカチカチの緊密な状態にはなりにくい。過去に扱った中では『同興號後期圓茶70年代』に似ている。その風味の特徴である「お香の香り」もかすかに感じられる。
+【同興號後期圓茶70年代プーアル茶】
1950年代にそのほとんどが姿を消した易武山の「號級」のお茶。
それらが、おそらくお茶を淹れる段階での「淹れやすさ」を考慮したであろうと思う。
ひとりごと:
西双版納旧六大茶山の「革登」・「莽枝」へ行ってきた。
道中のタイ族の村で稲刈りをしていた。
茶葉 : 雲南省西双版納州孟臘県漫撒山丁家老寨古茶樹
茶廠 : 農家+漫撒工房
工程 : 生茶のプーアル茶
形状 : 餅茶
保存 : 西双版納紙包み+竹皮包み
茶水 : 西双版納のミネラルウォーター
茶器 : 小さめの蓋碗
お茶の感想:
漫撒古樹青餅2013年は、
「青印」・「黄印」・「緑印」とある。
そのうち「青印」と「黄印」は、半発酵をすすめた製茶をしている。
+【漫撒古樹青餅2013年・黄印】
半発酵をすすめると、お茶を淹れるのがカンタンになる。
基本の技術さえあれば、誰が淹れても易武山の甘いお茶になる。
先日『南糯古樹青餅2010年』で、緑茶に近い(半発酵度の低い)仕上がりのものは、茶葉にしっかり熱を通したほうがバランス良く美味しいので、小さめの蓋碗のような保温力の低い茶器の場合は、連続して3煎ほど淹れるような工夫が要るという話をした。
+【南糯古樹青餅2010年 その1.】
その点で、半発酵をすすめると1煎めからバランスが良くなる。2煎め、3煎めと均質に抽出できる。さらに、一煎ごとの抽出にやや時間がかかるので、おのずと湯の熱がとおりやすく、まろやかになりやすい。
また、半発酵をすすめた茶葉は粘着力を弱めるので、圧餅がカチカチの緊密な状態にはなりにくい。過去に扱った中では『同興號後期圓茶70年代』に似ている。その風味の特徴である「お香の香り」もかすかに感じられる。
+【同興號後期圓茶70年代プーアル茶】
1950年代にそのほとんどが姿を消した易武山の「號級」のお茶。
それらが、おそらくお茶を淹れる段階での「淹れやすさ」を考慮したであろうと思う。
ひとりごと:
西双版納旧六大茶山の「革登」・「莽枝」へ行ってきた。
道中のタイ族の村で稲刈りをしていた。
- 2013.09.30 Monday
- プーアール茶2013年
- 23:57
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- by ふじもと