巴達山賀松熟茶07年 その3.
製造 : 2007年12月
茶葉 : 雲南省西双版納州孟海県巴達山賀松寨生態茶樹
茶廠 : 孟海県恒益茶廠
工程 : 熟茶のプーアル茶
形状 : 餅茶357gサイズ
保存 : 西双版納孟海県ー景洪市
茶水 : 西双版納のミネラルウォーター
茶器 : 小さめの蓋碗
お茶の感想:
ひとつひとつの茶葉の性質を見て・触って・嗅いで理解する。
茶葉の個性を理解してお茶を淹れたら、お茶がうれしい味になる。
今日はこのお茶。
『巴達山賀松熟茶07年』。
このお茶は廉価な熟茶にしては珍しく純粋。
まず、ひとつの山のひとつの村から茶葉が集められている。(一般的にはいろんな山のがブレンドされる)
そして、春の旬の若葉のみである。(一般的には夏や秋の茶葉がブレンドされる)
さらに、一軒の製茶農家によって晒青毛茶がつくられている。(一般的にはいろんな製茶農家から集められたのがブレンドされる)
メーカーでの渥堆発酵後に等級分けやブレンドがされていない。(一般的には渥堆発酵の仕上がりの差を標準化させるためにブレンドされる)
もともと熟茶は生活のお茶。
大量生産して廉価な品をつくるためにいろんな工夫がされている。
茶葉やあちこちの山から晒青毛茶を集めて、メーカーがストックしておいて、一定量が溜まったら渥堆発酵されて、等級分けして、ブレンドして、圧延加工して、製品となる。
このお茶はどちらかというと生茶向けの高い品質の茶葉であるが、2007年はプーアール茶バブルの年。
春の晒青毛茶のつくりすぎで余ってしまって、熟茶に加工されることになった。
茶葉には山の農家での異物混入があると思うが、それは茶葉の品質とは関係がない。
新芽・若葉のお茶は、熟茶であって煮やさないように淹れたほうがよい。
熱湯を注いだらサッと切って、透明な色を保って、淡いくらいの味を楽しむのがよい。
味が淡くても口いっぱいに広がる充実感。
慣れてきたら、もうちょっと味を尖らせてみたいと思うことがある。
湧きたての熱い湯で、茶壷で淹れてもよいだろう。
春の旬の茶葉は、茶気や香気を立ててエッジを効かせる。
味の濃さを求めないのがコツ。
茶葉 : 雲南省西双版納州孟海県巴達山賀松寨生態茶樹
茶廠 : 孟海県恒益茶廠
工程 : 熟茶のプーアル茶
形状 : 餅茶357gサイズ
保存 : 西双版納孟海県ー景洪市
茶水 : 西双版納のミネラルウォーター
茶器 : 小さめの蓋碗
お茶の感想:
ひとつひとつの茶葉の性質を見て・触って・嗅いで理解する。
茶葉の個性を理解してお茶を淹れたら、お茶がうれしい味になる。
今日はこのお茶。
『巴達山賀松熟茶07年』。
このお茶は廉価な熟茶にしては珍しく純粋。
まず、ひとつの山のひとつの村から茶葉が集められている。(一般的にはいろんな山のがブレンドされる)
そして、春の旬の若葉のみである。(一般的には夏や秋の茶葉がブレンドされる)
さらに、一軒の製茶農家によって晒青毛茶がつくられている。(一般的にはいろんな製茶農家から集められたのがブレンドされる)
メーカーでの渥堆発酵後に等級分けやブレンドがされていない。(一般的には渥堆発酵の仕上がりの差を標準化させるためにブレンドされる)
もともと熟茶は生活のお茶。
大量生産して廉価な品をつくるためにいろんな工夫がされている。
茶葉やあちこちの山から晒青毛茶を集めて、メーカーがストックしておいて、一定量が溜まったら渥堆発酵されて、等級分けして、ブレンドして、圧延加工して、製品となる。
このお茶はどちらかというと生茶向けの高い品質の茶葉であるが、2007年はプーアール茶バブルの年。
春の晒青毛茶のつくりすぎで余ってしまって、熟茶に加工されることになった。
茶葉には山の農家での異物混入があると思うが、それは茶葉の品質とは関係がない。
新芽・若葉のお茶は、熟茶であって煮やさないように淹れたほうがよい。
熱湯を注いだらサッと切って、透明な色を保って、淡いくらいの味を楽しむのがよい。
味が淡くても口いっぱいに広がる充実感。
慣れてきたら、もうちょっと味を尖らせてみたいと思うことがある。
湧きたての熱い湯で、茶壷で淹れてもよいだろう。
春の旬の茶葉は、茶気や香気を立ててエッジを効かせる。
味の濃さを求めないのがコツ。
- 2015.02.28 Saturday
- プーアール茶2007年
- 12:54
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- by ふじもと